易接着(アンカーコート:AC)処理
コーティングによってフィルム表面の特殊加工を安定化
易接着(いせっちゃく)は、印刷、粘着加工、ラミネートといった工程で発生する、フィルムに「インクがつきにくい」、「粘着剤、接着剤がうまく密着しない」といった課題を、フィルム表面に特殊な合成樹脂をコーティングすることで解消するための技術です。大三紙業ではこの技術を2020年に確立させました。
当時、当社が基材を納入していたテープメーカー様では、様々な市場のニーズに応える粘着剤を開発していましたが、密着性をより高めるための方法として、下処理を施すことに加え、基材であるフィルム自体に機能性を持たせることに着目し、当社にご相談をいただきました。
フィルム表面に特殊な合成樹脂をコーティングする「アンカーコート」の技術は、既に20年ほど前から存在していましたが、当社では、デザインの再現性を高めると同時に、製品本来の性能を引き出し、品質を安定化させるための易接着技術を追求し、粘着剤とフィルムとの密着性を最大限に高める、独自のコーティングのノウハウを確立しました。
また、用途に応じた様々なタイプ別に粘着効果の検証を行ってきたことで、今では当社の易接着技術が、半導体の製造プロセスや電子部品保護用の粘着テープの製造に使われている他、建材、食品パッケージ、メディカル用包材など、フィルムとの密着性が求められる多岐にわたる用途で利用されており、各分野で大きな効果を発揮しています。
このように、当社における易接着技術は、独自に開発したコーティング処方により、多様なフィルムに対応できるだけでなく、後加工の粘着剤、接着剤の様々なパターンに対応できるラインナップを備えています。
合成樹脂で表面コーティングを行なっているため、性能が減衰しないことに加え、コロナ処理(※)ができないフィルムや、コロナ処理では解決できないフィルムにおいても、密着性を向上させることが可能になります。
すぐにお試しいただけるA4サイズのサンプルもご用意していますので、お気軽にお問い合わせください。
(※)コロナ処理とは、フィルムの表面に電気のシャワーを当てることで(コロナ放電)、インクや接着剤がつきやすくする前処理のこと
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